はじめに
一デンタルパーク武内です。
緊急事態宣言も解除になりました。
ですが、当院では感染対策に関してましてこれからも継続していきます。
歯科医院でのクラスター発生の報告はありません。
受診される際の小さなお心遣いによって安全に診療ができていると感じます。
ありがとうございます。
嫌がらない仕上げみがきとは?
今回はお子さんの歯磨きの方法についてお話しします。
お子さんの歯磨きに苦労しているお母さまは多いのではないでしょうか?
何を隠そう、僕自身子供の頃には歯磨きが嫌で嫌でしょうがなかったです。
今苦労されているお母様と、お子さんの両方の気持ちがわかります。
こんな私が実践している方法をご紹介します。
インターネットを見てもいろいろ書いてあってどれをやってみたらいいのかわからないこともあると思います。
今の方法を変えるのではなくて、ほんの小さなコツで上手にできるようになりますよ♫
私の3つの実践ポイント
できないことが多いということは、出来るようになったらすぐに効果が出る状態です。
この3つから始めることで、自分にあったメソッドになっていくでしょう。
1 歯みがきは慣れが9割
2 持ち方はえんぴつと一緒
3 歯の外側を入念に
1 歯みがきは慣れが9割
そもそもお子さんが歯みがきを嫌がる理由はなんだと思いますか?
最も多いのは、嫌なんです。
大人が考えるよりも必死に嫌がるのがお子さんです。
進化の観点からお話しすると、
口の感覚は鋭いです。
これは、体にとっての毒が入らないようにセンサーの役目をしています。
1本の髪の毛ですら感じることが出来るのは、食べてはダメなものを仕分けるためにあります。
そのため、まず慣れることからはじめないと、いつまでもお子さんと格闘することになります。
慣れるための順序は
慣れさせるためには、
①お顔の周りを触ったり
②キレイな指でお口の中を触ったり
小さな刺激から慣れるようにしましょう。
スキンシップをしっかり取ることで自然と身につくこともあります。
慣れるまで繰り返し行いましょう。
2 持ち方はえんぴつと一緒のカタチ
お子さんが歯ブラシを握ることができれば、遊び磨きでもさせてあげてください。
まだまだ遊びで、磨くなんてできないと思いますが興味が出ているときに背中を押してあげましょう。
ですが、もしご両親が歯ブラシ下手では何もかもうまくいきません。
あまり考えてくないですが、歯ブラシが凶器となることもあります。
力の入れ方を調整できる、また柔軟に方向を変えられるようにご自身の歯ブラシからえんぴつ持ちにしましょう。
3 歯の外側を入念に
いよいよ歯ブラシをお口の中に入れていきましょう。
この時絶対に焦らないようにしましょう。
全部をしっかりやらなきゃと考えてしまうと気持ちばかり焦ってしまいます。
お子さんに歯ブラシ噛まれちゃったと、よく聞きます。
口を開けて歯ブラシをするとどうなるか?
喉の口は見えるけど、歯が見えにくくなります。
口を閉じて、お子さんの口角を指で広げてあげると、これで奥歯まで見えます。
あれ?外側だけでいいの?内側はどうするの?と思われるでしょう。
確かに内側も磨いて欲しいのですが、慣れていないと歯ブラシを噛んでしまったり、お口を開けてくれないです。
慣れてくると自然と出来るようになります。
その時初めて内側を触りましょう。
(歯の内側には舌があり、自然と歯の内側を触っている状態なので、乳歯であれば外側より内側はプラークが付きづらいこともあります。)
まとめ
お子さんとお母さんそれぞれにとって歯ブラシはとても必要なことです。
お子さんもいつか大人になって、お子さんができることでしょう。
その時に自分がやってもらったことを伝えてあげることが、生涯に渡って残る大切な気持ちかなと思います。
ぜひ大切なお子さんのために頑張りましょう!
一デンタルパークについて
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