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執筆者の写真武内一広

お子さんの検診について

みんなさまお元気でしょうか?


川越の歯医者さん、一デンタルパーク武内です。

雛祭りが終わり、今日はバームクーヘンの日でございます。

バームクーヘンは木のケーキという意味です。

年輪のような形状で、以前は作成方法が特殊でドイツでも貴重なようです。



お子さんの検診を受けていますか?

3月に入り、もうすぐ学年が変わります。


去年はコロナウイルスの影響で学校の検診ですら時期が変更になってしまって、お子さんのお体の変化を確認できない状況でしたので心配になりました。


検診の効果

そもそもお子さんのうちから検診を行うことが悪化を防いでいるか知っていますか?


お子さんのうちに学校で検診することが、どんなことに繋がっているのかご案内します。


目・鼻・口

お子さんのうちに体に起こる病気で多いのが、目が悪い、鼻が悪い、歯が悪い、この3つが起こりやすいと言われています。

この3つの病気は、大人になると他の病気が増えてきて、直接命に関わるものではないため、治療が後回しになることがあります。

1例としては、大人の方では、肥満や高血圧なったりと病気の現れ方も変わってきます。


3つの特徴

歯が悪いお子さんの特徴を3つ挙げると

むし歯が多いこと

歯並びが悪いこと

お口の習慣が悪いこと

ということができます。


小学生のお子さんをお持ちの方では、学校歯科検診の中にこの3つの検査項目が決められています。

それだけこの3つの項目が成長や体を見る上で重要な項目であるということになります。




お子さんの検診でわかること

現在小学生のお子さんでも、大人になります。

成長するときに2つの道に分かれます。


歯が悪く、治療を繰り返し行う道

定期的なチェックで治療がなく生きていく道です。


この2つの道の重要性

歯の寿命を左右することは、歯周病とう蝕であり、抜歯となる原因の70%以上がこの2つの原因で占められています。(全国抜歯原因調査より)


そのため対策を取らなければ70%以上の確率で起こります。

人生を通して健康なお口作りがいかに大切かご理解いただけると思います。


遺伝するお口の環境

もし今ままにご両親がう蝕で悩んでいる場合、お子さんも同じように悩む可能性が非常に高いです。


歯科医師としての経験的にはご両親も、

むし歯が多いこと

歯並びが悪いこと

お口の習慣が悪いこと

の3つのどれかが当てはまっていると要注意です。


まとめ

学校の検診でわかることは非常に多く、有意義な検査です。

もちろん検査結果が良好なことが望ましいですが、ある項目にチェックがあるときには今一度見直しをしてあげるとお子さんのためになると思います。


そのときにはぜひご自身のお口の中も思い出していただけると、お子さんにはいいものを残し、悪いものは取り除いていくことができると考えています。





歯科検診を待つ女性


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