一デンタルパーク武内です。
花粉が舞う季節になってきましたね。
歯の治療でも、鼻呼吸ができないと苦しくなることがありますので、来院の際には遠慮なくお声かけください。
院内の花粉を少なくするために、空気清浄機フル稼働でお待ちしております。
歯の治療の前に知っておきたいこと
虫歯かな?グラグラするかな?
こういったことでお悩みの方は多いのではないでしょうか?
そして治療法は診てもらってから進められたまま決めていませんか?
治療後に問題を抱えないためにも、治療法を選ぶときには「何が原因で問題が起こっているのか」を知ることが必要です。
歯の問題は大きく2つあります。
①むし歯
②歯周病(歯槽膿漏)
身近な病気ではないでしょうか?
そして、この2つの病気は歯を失う主な原因ともなる2大原因でもあります。
① むし歯で歯の治療が必要になる
一般的にむし歯は歯と歯の間で気づかないうちに進行していきます。
お口の中でも前から数えて6番目の歯、6歳ごろに生えてくる6歳臼歯は虫歯になりやすいです。
これは奥歯の形が複雑であることや、表面の溝の部分に食べ物のかけら(歯垢)が溜まりやすく磨き残しがあることによって、そこから虫歯になっていきます。
初めてむし歯になる年齢が若ければ若いほど大人になってからもむし歯が進行しやすいお口と言えます。
何度も治療するむし歯の不思議
一度むし歯ができて治療をした後に、また同じ歯を治療することになったことはありませんか?
むし歯の再発ともいうべき再治療が近年多くなっています。
② 歯周病が歯の治療が必要になる
歯周病とむし歯の大きな違いは、痛みが出にくいので、気がつかない間にどんどん進行していくことが特徴です。
歯石や歯垢が取り除けていないと歯ぐきが赤くはれて、歯磨きでも出血してきます。
歯周病が進行してくると歯ぐきの腫れが大きくなり、骨が溶け、口臭や出血がでてきます。歯が支えられなくなり、最終的には歯を失ってしまいます。
建物で例えると、
むし歯は建物の柱が壊れてしまうこと、
歯周病は建物の基礎が壊れてしまうことにあたります。
ですから、なんとかむし歯を治療して残したとしても、歯周病となっていると丸ごとダメになってしまうことがあります。
治療をすることになった原因がトラブルを再発させる?
治療をしたのに…
治ったと思ったのに…
という経験を持つ方が治療にいらっしゃいます。
そういった方に共通するのは、「治療と予防の境目がはっきりしていないことが多い」ということです。
治療後のトラブル
歯周病にが進行した方の場合は、歯垢除去、歯石除去は治療になります。
しかしこの治療でも決して失ったものが元に戻るわけではありません。
歯周病では、歯槽骨という歯を支える骨が少なくなってしまい、グラグラ揺れてしまう状態ですので、失ってしまうこと=弱っていることに変わりはありません。
ですので、治療を行ったあとには、歯ブラシがしっかりとできていることや、自分の歯ブラシがどこまでできているのかといった状態を知っている、わかっていることが重要です。
トラブルを回避するためにはどうする?
私の思いとしては、治療をするのであれば長く長く使える状態にして、治療をしたいです。
また患者様としても治療したものが早くにダメになってしまうことは悲しいことだと思います。
トラブル回避のために必要なこととして、
3つの知るをお伝えしています。
1 自分の体のことを知る
2 お口がキレイになるということを知る
3 自分に合った方法、器具を知る
この「3つの知る」によって、体とお口はどのような関係があって、日常生活に影響があるからお口の治療も予防も必要ということを知ってもらうことこそ、治療も前に考えるべきことになると思っています。
当院へご相談にお越しください
治療については、なぜ問題が発生するのかについてちゃんと原因を探る必要があります。
当院では、治療をすることは、治療後の長期安定につながるため、歯科医師と歯科衛生士がしっかりとサポート致します。
土曜の診療も対応しておりますので、お忙しい方も通いやすいかと思います。
皆様のお困りごとが解決しますように願っています。
Comments