実はマスクでも乾燥している?!
マスクでは口呼吸になっていることがあります。
口呼吸によって唾液が乾燥していき、お口の中から臭いがすることがありませんか?
またお口の中もお年とともに唾液の分泌量が低下することにより口が乾燥することがあります。
痛みを伴うものではないので自覚症状がない場合がほとんど!
歯医者さんに行ってみて初めて指摘されることも多いです。
この症状がもっと強く出てくると、口腔乾燥症(ドライマウス)と呼ばれます。
唾液の力とは?
あなたのお口の中に今もある唾液。
これはどんな働きをしているのでしょうか?
お口の中は最初の内蔵です。
これを知ることで体の内側から健康になりましょう。
唾液の基本情報
唾液は、外分泌腺である唾液腺という工場で作られます
腺管という管をを通って口の中に出てきます。
これは腸内の消化液に似た作られ方をしています。
口の中に出てきた唾液は、食べ物に絡みつき、粘膜を保護する作用があります。
自浄作用
この唾液の中にはネバネバする成分のムチンがあります。
これはタンパク質が主成分です。
このムチンの効果は、小さく噛み砕いた食べ物がバラバラにならず1つの塊にできてご飯が食べやすくなります。
また乾燥防止効果もあり、粘膜の保護作用も持っているので一人三役の働き者です。
免疫作用
唾液には免疫作用があります。
IgAという免疫グロブリンが含まれており、これが抗菌作用を持っています。
他にも、リゾチームやラクトフェリン、ペルオキシダーゼなどの抗菌タンパクも含まれているので、体の中でも消化管として多くの仕事を担当している部分になります。
唾液が出るスイッチは?
唾液は、何か刺激があるとスイッチを押したように多く分泌されます。
梅干しを見ただけでも唾液が出る経験をしたことがありませんか?
これも梅干しの味を思い出した脳が指令を出して、唾液腺で唾液が多く作られるようになって食べるための準備をした証拠になります。
唾液量が減るとき
唾液の分泌量が減ると、口の中が乾燥し、食べ物が飲み込みづらくなる、口の中がネバネバする、口臭がきつくなる、話しにくくなるなどの不快感が慢性的に続くことがあります。
唾液の分泌不足によって、唾液が本来果たしている自浄作用が働かず、口臭、舌痛、口内痛の原因になったり、カンジダ菌による口内炎、虫歯や歯周病などにかかりやすくなる場合もあります。
口腔乾燥を調べてもらおう!
まずは専門機関である歯医者さんを受診しましょう。
そして検査を行うことで唾液の状態がわかります。
急に唾液が出なくなるといったことは起こりにくいので、小さな変化を見逃さないようにしましょう。
口腔乾燥を見逃さない、セルフチェックリスト
4つ以上当てはまる方は要注意です。
口が乾く
夜間に起きて水を飲む
乾いた食品が食べんくい
口の中がネバネバ、パサパサする
味覚が変わった
口臭がする
薬を飲んでいる
口内炎ができやすい
口の中がヒリヒリする
まとめ
いかがでしたか?
もしお口の中の症状が心配な方は、一デンタルパークにご相談くださいね🎵
あなたにお会いできることを楽しみにしています。
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HPに詳細を記載しておりますので、ご覧ください。
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