川越市の歯医者さん、一デンタルパーク武内です。
2月も気づけば中頃となりもうすぐ春ですね。 寒かった日も少しづつ少なくなっている感じがします。
歯医者さんの検査について
みなさんは歯医者さんで、色々な検査を受けたことがあるのではないでしょうか?
今日は「歯医者さんにいくと、なにをどのようにチェックしているか」
これを、お話しします。
歯周病検査について
体調が悪くて、内科に行くと喉や鼻をチェックし、血液検査でお体の状態を見ていくことが多いです。
歯医者さんでいうと、お口の状態を目で見てチェックし、歯周病検査を行うことでその方の状態が正確にわかります。
この検査の中で特に重要なものが、
1 歯周ポケットの深さ
2 歯がグラグラするか
3 歯垢が残っていないか?
この3つをよくチェックしています。
検査結果方法について
これら3つの項目は歯周基本検査という検査の中に含まれており、歯医者さんでは一般的な検査です。
検査自体は、細い器具で歯ぐきをなぞってチェックします。
場所によってはチクチクする検査ですので、痛みが出ないように注意をしながら行っています。
この検査結果から、その患者様のお口の状態を見える化します。
検査結果の基準ってあるの?
歯周ポケット検査
歯周ポケットは健康な歯ぐきをお持ちの方でも、少し隙間があります。
この隙間は歯と歯ぐきの間にあり、深さは2mm〜3mmとが正常範囲です。
しかし歯周病と診断される時には、この歯周ポケットが4mm、5mm……10mmとだんだん大きくなって行きます。
4mmを超えるときには、歯周病が発症していると考えます。
動揺度検査
次に、歯がグラグラするかみています。
歯周病は歯ぐきと歯を支える骨の病気です。
厳密には、歯の病気ではありません。
でも歯がグラグラ揺れてしまう時には歯を支える骨が痩せてしまっている可能性があります。
一度歯が揺れてしまうと、骨が痩せてしまい、もう元に戻すことが難しいことになります。
PCR(プラークコントロールレコード)
新型コロナウイルスの感染に対しても、PCR検査を行うことはみなさんご存知だと思います。
しかし、こちらの検査は遺伝子検査ではなくて、歯垢が歯の表面に付着している場所をチェックします。
歯周ポケットが深くなるのも、歯がグラグラするのも、元を辿れば全て歯垢=プラークが残ってしまうことから起こっています。
磨くことで取り除けるものがプラーク、硬くなってしまって取れないものが歯石であり、歯ブラシが上手に当たっていないことで細菌が起こってしまいます。
歯垢が多く残っている人ほど歯周病となっていることが多く、しっかりと管理できている人は歯周病の進行もとまります。
最後に
実際にはもっと多くの検査を行うことが通常です。
病気の取りこぼしがないようにしています。
しかしこの検査は非常に一般的ですので、歯医者さんで行う検査として、レントゲンの検査の他に覚えておいて欲しいです。
お口は万病の元!
自粛期間中に一度、ご視診の歯ブラシを振り返ってみてはいかがでしょうか?
小児歯科、矯正歯科も受け付けています。
新型コロナウイルス感染対策を強化しています。
HPに詳細を記載しておりますので、ご覧ください。
————————————————————————————
一デンタルパーク
歯科医院がもっと皆様の身近になることが、当院の目標であり、願いです。
小さな悩みのうちに解消すると体にとっては優しい治療になりますね。
毎週火曜日は院内でセミナーもしていますので、通っていない方でも参加OKです。お問い合わせください。
350-1124
埼玉県川越市新宿町3-15-15
049-257-5979
歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科に対応しています。
日本口腔インプラント学会 専修医
日本有病者歯科医療学会 専門医 認定医 在籍
Comments