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執筆者の写真武内一広

歯を失うこと=体が変わること

更新日:2021年3月30日

川越市の歯科医院一デンタルパーク武内です。


成人の日ですが、川越でも成人式が延期となったり、埼玉では中止と決定した自治体もあります。

コロナ禍と言えども成人になる年の大きなイベントですので新成人の方にとってはとても残念なことだと思います。

しかしまずは、自分の体を守る、人に感染させないことを頑張りましょう。


前回から連続掲載になります。



歯を無くすと何が変わる?

歯を失ってから噛めなくなって体が悪く変わった

と感じる方がいらっしゃいます。



歯を一緒に失っていくもの

お口の状態を維持することがいいと分かっていても難しい理由が、失ってから気づくことが非常に多いことがあります。


痛くないし、自分では変な感じはしないというかたにとって、いくら検査をしても現状を共有することは非常に難しいと感じます。


特に若い方は歯周病で自分の歯を失うというイメージがないかもしれません。


ですから、なかなか自分ごととして受け止めることが難しいと思います。


しかし、実際1本、2本…と、歯周病によって歯が減っていった方を診察すると、自分の歯で噛めていたことのありがたさを感じ、自分の歯を大切にしなかった事を後悔しているとおっしゃる方しかいません。


世の中が便利になっても本当に不便を感じていらっしゃる方が100%です。


医療の進歩

歯科治療として、ご提供できるものは歯科の技術の進歩のおかげで多くなっています。

矯正歯科でも、インプラントでも、小児歯科でも、です。

もし歯が無くなっても入れ歯やインプラントが無くなった歯の代わりをしてくれます。


ただやはり、自分の歯とは感触が異なるのが事実です。

何よりも自分の体の一部ですから、しっかりと長持ちさせていくことが結局は自分のためになっていきます。


新しい生活様式では

世界的にコロナというウイルスの蔓延によって、マスク生活を余儀なくされ、会食の機会も少なくなっている生活を送っていると思います。

この時間のある時期だからこそしっかりとした治療から食事の楽しみを取り戻す事ができると考えています。


歯周病の感染力

歯周病は世界で一番感染者が多い病気と言われており、ギネスブックにも載っています。それだけ、皆さんが歯周病に感染する確率はとても高いと言わざるおえません。


実際の歯周病治療は?


治療法は

検査と治療の2本柱です。


検査によって、今の状態や治療の成果を判定し、その判定を下に治療方法を決めています。


歯周ポケットという言葉を聞いた事があるかもしれません。

この歯周ポケットがキーワードです。

歯周ポケットについては下の画像のような、歯の周りにある溝になります。


歯ぐきに中にバイキンが入らないようなバリアになっています。

この歯周ポケットが大きくなるにつれて、バリアが壊され、歯槽骨が溶けてしまいます。


この歯周病の出発点とも言える、「歯周ポケット」という言葉を覚えておいてください。


終わりに

歯周病は治せる病気ですし、簡単に予防ができるものです。


しかし、日本では「予防=歯ブラシ」と考えている方が多く、間違った考えのもと毎日歯ブラシしています。

歯周病について誰しもかかる病気だからこそそれを管理し悪化させないことができれば生活の楽しみが長く続くことでしょう。




歯周ポケット








↓診療している診療所のご紹介

小児歯科、矯正歯科も受け付けています。

新型コロナウイルス感染対策を強化しています。HPに詳細を記載しておりますので、ご覧ください。


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一デンタルパーク

歯科医院がもっと身近になってもらいたい、を第一に考えています。

小さな悩みのうちに解消すると体にとっては優しい治療になりますね。

毎週火曜日は院内でセミナーもしていますので、通っていない方でも参加OKです。お問い合わせください。


350-1124

埼玉県川越市新宿町3-15-15

049-257-5979

歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科に対応しています。


日本口腔インプラント学会 専修医

日本有病者歯科医療学会 専門医 認定医 在籍

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