top of page
執筆者の写真武内一広

子どもの矯正治療について

川越市の一デンタルパーク武内です。

今日は生憎の雨で、足元が悪いです。

寒さも戻ってきそうなので、春までもう少し頑張りましょう。


前回の続きで、子どもの矯正治療についてです。

矯正治療の話って、子どものときにされることが多くないですか?

治療としては大人でもできるのになぜでしょうか?


これは子どもと大人の体の成長の違いを覚えてもらうとわかりやすいです。


子供が成長していく中で、器官や機能はそれぞれ別の成長、発達をしていきます。

この特性があるため、矯正治療がしやすい時期というものがあります。


このグラフはスキャモンの発育曲線というものです。

これは年齢と、発育量の関係をグラフにしたものです。

これからわかることが、子どもはいつどこが発達しやすいかということです。


大まかに

神経型=脳や神経、運動機能

一般型=骨格や内臓

リンパ型=免疫

生殖型=生殖器

に分けられ、矯正治療について深く関わってくるのは、神経型、一般型の2つです。


一般型は、成長期があるように12歳ぐらいに一気に成長します。

逆に神経型は6歳までには80%は完成します。


この時間的なズレが体には常に起こっています。




スキャモンの発育曲線
スキャモンの発育曲線



上顎と下顎でも成長が違う

ここからはお口元に注目してお話しします。

お口の中には、上顎と下顎があります。

この上顎と下顎でもスピードが違います。


上顎は神経型下顎は一般型の成長スピードをとります。


そのため、成長期までに小児矯正として始めることが、発育スピードを考えたとき体とマッチする矯正が行えます。


しかし大人の矯正治療はこの成長が止まってしまっているので、体に負荷をかけて行うことになります。

そのため一般的には大人よりも、子どもの方が早くしっかり効果が出ます。


これらのことから子どものうちから矯正治療を受けた方がいいということになります。



最後に

神経系は早くに完成します。

そのため幼いころに体をしっかり動かしておくことが脳や神経の発達を促しますので、鉄は早いうちに打てというのも間違ってないんじゃないかなと思います。


歯科検診中の子どもたち


小児歯科、矯正歯科も受け付けています。

新型コロナウイルス感染対策を強化しています。

HPに詳細を記載しておりますので、ご覧ください。


————————————————————————————


一デンタルパーク

歯科医院がもっと皆様の身近になることが、当院の目標であり、願いです。

小さな悩みのうちに解消すると体にとっては優しい治療になりますね。

毎週火曜日は院内でセミナーもしていますので、通っていない方でも参加OKです。お問い合わせください。


350-1124

埼玉県川越市新宿町3-15-15

049-257-5979

歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科に対応しています。


日本口腔インプラント学会 専修医

日本有病者歯科医療学会 専門医 認定医 在籍

Comments


bottom of page