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執筆者の写真武内一広

お口の検査受けてますか?

明けましておめでとうございます。

デンタルパーク武内です。

年末年始とても寒い日が続いています。

いかがお過ごしですか?


私は、昨年からゆっくり子どもと過ごせる時間が取れなかったので子どもの成長を一気に感じているお正月になっています。



お口の検査がもたらす病気発見ストーリー

診は誰にいいことがあるの?

2022年は健康というものについて大きく変化があると年になるのではないでしょうか?

仕事も忙しく、世情もコロコロ変わる中では多くのストレスを感じていると言われています。

このストレスの影響は見えないところまで及びます。



体の不調としてわかりやすく感じられれば「あ、これはまずいかな…」と思って自分で体調管理ができるでしょう。

ですが自分でも感じない・わからない兆候があることはご存知でしょうか?




口の検診はこれをみている

体の検診では、採血をしたり、心電図をとったり体の内側を知るために多くの検査をします。

この検査を元に、かかっている病気を見つけたり、もっと精密な検査が必要ということになります。




口の検査の特徴は?

お口の体の検査のように多くの検査をしなくても、あなたの状態がわかります。

歯周病やむし歯の状態、腫瘍がないかどうかといったことを検査しています。



お口の中が特別なのは、体の内側でありながら、直接見て、触れることです。

お腹の中は手術をするとなって初めて直接見ることができます。


ですが、お口の中は開けてもらうだけで見ることができます。



周病のリスク評価とは

歯周病はサイレントディジーズと言われ、初期の段階では症状はなく、症状が出るときには末期まで進行しているというような経過をたどります。


糖尿病も同じように症状が出ずに、気づいたときには治らないところまで行っていることがあります。


歯周病そのものは、歯がグラグラして抜けてしまう病気です。




気そのものの怖さはなんとかなるけど…

腎臓病は腎臓の機能が落ちてしまう病気です。

しかしそのままでは命に関わる状態になります。そして人工透析にはとても時間もかかります。

旅行に行くこともできなくなります。


歯周病がここまで生活に制限をかけることはありませんが、歯周病になって歯が抜けることは始まりであり、その後に起こる生活の制限の方が大きく影響を受けます。



お口の検査からわかる体の状態

周病検査があなたにできること

では、歯周病に向き合うときには何が必要でしょうか?


歯周病にも状態によって、軽症もあれば重症もあります。

今あなたのお口の状態はどこのステージでしょうか?


歯周病検査ではあなたのお口の状態を記録し、診断、診査を経て治療方法を決定するとても重要な数値になります。


まずは全ての治療の足場となる「あなたの情報」を正確に取得することが何よりも大切です。



えっ?この検査なんでするんですか?」

これは歯科医師となってすぐに担当する患者様からいただいた言葉です。


私は「あなたのお口の中の状態を記録するためです。」と返事をしたことを覚えています。

振り返るととても違和感があります。


歯周病ではその患者様の生活がガラッと変わることがよくあります。

歯を失うことで入れ歯での生活になったり、インプラントで歯を再建したり、歯が抜ける以上に生活に与える変化が大きくなります。


ですから、歯周病検査は「あなたが入れ歯にならないための検査」というものであったり、「食べられなくなって寝たきりにならないための検査」という意識を持って、僕らも臨む必要があります。


あなたの体を守るためにできる「小さなこと」

周病検査で体の変化を知る

たかが歯周病、されど歯周病だど考えています。


生活習慣病や脳卒中といった体に影響の大きい病気は、発症よりももっと昔にさかのぼると肥満や歯周病に行き着くと言われています。


脳卒中が起こってしまったらできることは限られています。

ですがもっともっと前にその兆候がわかればできることが多くあると思いませんか?


実際に大きな病気にかかった方にお聞きしても歯周病が関連していることを知らなかったという、人生を左右すとても重大なことが置き去りになってしまっています。



とめ

一デンタルパークでは歯周病検査から多くの情報を漏れなく記録することに勤めています。

人生が長く健康的になるに連れて、「毎日美味しくご飯が食べられること」や「1人でしっかりと歩けること」の価値が大きくなってくるかわかりません。


このブログに目を通してくれた方に関しては少なくとも長く健康的で自分がしたいことができる人生を歩んでくれたら嬉しいです。





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