初めに
川越の歯科医院、一デンタルパークの武内です。
今日の診療はおやすみをいただいております。
毎日の診療をしっかりと行うために、ランニングをして少しリフレッシュしたいと思います。
前回の振り返り
前回の内容は、歯科医師としての仕事には、いろいろな要素がある中でその方に合わせてご提案する事だとお話ししました。
その内容にプラスして、治療を悩まれている方にアドバイスしたいと思います。
一デンタルパークの治療に対する考え方について
目標を立てる
当院での治療は大きな2つの目標に向かって進めていきます。
これは、短い期間の目標と長い期間の目標の2つです。
短期目標(治療開始から治療終了まで)
当院を受診された方はまず検査をします。
お口の中の状態を見極めるための検査で、この検査によって治療の進め方を決めています。
まずは、お悩みの痛みや不便さを取り除くことから始まって、1本1本の歯の治療方針を決めていきます。
もちろん治療方法を決めるためにはあなたのお考えや希望を十分に反映させて最終計画としていきます。
ですが、この頃から次に続く長期目標(治療終了後長く長く使っていただくために)に向かって進み出します。
長期間での目標(治療終了から3年間)
治療が進むにつれて、歯を悪くしない予防の比重が増してきます。
歯医者さんでいくら定期検診をしてとしても、毎日歯磨きができていなければむし歯は再発します。歯周病で歯が抜けてきます。
では、どんなことが必要か というと
治療した歯を長く保たせるためには?
また同じ痛みが出ないようにするには?
というような、治療終了後のことを考え、こちらに対してもあなたとの目標を設定します。
治療する側の落とし穴
治療する側である私たちが求めてしまうものに、痛くないように、長くないならないように、怖くないといったものがあります。
そのときどきの治療の負担を軽くするためによく挙げられるものです。
個人的には、治療するだけであればいいと思います。
しかし効果の出やすい治療は、定着しなければすぐに後戻りをします。
治療を成功させるためには患者様の協力があってようやく成功します。
みなさんは、そもそも治療はなんのために行うのでしょうか?
その1本の歯を治すために行うのでしょうか?
治療の長期目標を持つ
私なりの回答をするとしたら、
なぜ治療をするのか?の答えは、「健康に生きるため」と考えています。
1本の歯を治療して、治っためでたしめでたしではなくて、
寿命まで長く機能することが求められています。
あまりにも短期的な効果を求めてしまうことが、逆に何度も治療をしなければならない原因となることもあり得ます。
お口の中は、個人差だらけです。
個人差とは、年齢、好きな食べ物、噛み癖など
この違いによって、同じ治療法でもすごく良くなった方もいれば、変わらないという方までいます。
しかしこれは治療の素晴らしさと考えているのですが、困難を克服した先には、必ず今までの感覚よりもよくなった感覚が得られるはずです。
まとめ
医療には予期せぬ出来事というものがつきものです。
現実にはどうしてもスムーズに事が進まないこともよくあります。
しかし、前には進んでいます。ゴールには近づいています。
あと一歩、一緒に進んでいきましょう。
※欠損補綴とは歯をなくした場所に入れる治療法であり、歯科に特別な治療法です。(義手や義足の代わりになる治療法はなかなか見つかりません。義歯の代わりには、ブリッジもインプラントも可能です。)
一デンタルパーク
↓診療している診療所のご紹介です。
小児歯科、矯正歯科も受け付けています。
当院では新型コロナウイルス感染対策を強化しています。
HPに詳細を記載しておりますので、ご覧ください。
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小さな悩みのうちに解消すると体にとって優しい治療になりますね。
毎週火曜日は院内でセミナーもしていますので、通っていない方でも参加OKです。
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